業務案内

 JAPHIC、ISO認証サポートから、業務改善研修を含むサポートまで、多くのコンテンツを取り揃えております。

□個人情報保護対策(JAPHICマーク)
□品質マネジメントシステム(ISO9001)
□経営ツールとしてのQMS導入
□マーケティング
□目標管理
□ヒューマンエラー
□事業計画作成
□リーダーシップ
□QCサークル指導
□QCツール活用
□クレーム対策
□技術伝承
□ブレインストーミング


認証取得サポート

●JAPHICマーク
 個人情報の適正な取扱いと漏洩リスクを低減させるために第三者が企業を審査し認定するのが個人情報保護マークです。代表的なものは、経済産業大臣が認めた個人情報保護団体であるJIPDECという組織が発行する任意のマークが「プライバシーマーク」ですが、マークそのものには公的な効力はありません。
 近年、新しい個人情報保護マークが登場しているのをご存知でしょうか!? JAPHIC(ジャフィック)が発行するマークが「JAPHICマーク」です。JAPHICも経済産業大臣が認めた個人情報保護団体です。以前はマークがひとつしか無かったため「プライバシーマーク」が取引条件等に利用されていましたが、最近では「JAPHICマーク」も入札の参加資格条件や取引条件で「プライバシーマーク」同様のものとして扱われはじめました。
 各マークには特徴があり、大きな違いは審査基準と認定の取得コストです。個人情報保護法を企業が守る為に最低限の取り組みを経済産業省が「ガイドライン」として発行しています。そのガイドラインに沿った形で審査するのが「JAPHICマーク」。更に厳しいJIS規格とその他のガイドラインも加えて「マネジメントシステム」として厳しく審査するのが「プライバシーマーク」です。よって、取得コストである審査料金については新しいマークである「JAPHICマーク」が割安な価格です。
 難しい仕組みがあれば漏洩リスクが低減されたり適正な管理が出来るというものではありません。企業にあったマークを選択することが重要な考え方となります。 ナラフジ・ビジネスサポートでは、JAPHIC認証と運用を全面的にサポートさせていただきます。

●ISO9001(品質マネジメントシステム)

◆導入・認証サポート
 導入説明から認証取得まで、組織様のご要望により文書類の作成を含めてトータルにサポートさせていただきます。

◆維持・管理サポート
 ISO認証取得後、有効活用に向けた内部監査指導や模擬審査などで、組織様のISO維持・管理をサポートさせていただきます。また、2015年版への移行につきましては、組織様の状況より計画させていただきます。

◆研修、個別サポート
 内部監査指導、内部監査員教育、外部審査立会いなど、組織様のご要望に応じた個別のサポートをさせていただきます。

 


経営運用・業務改善

 経営運用や業務改善でのサポートとしまして、以下の通り対策例を含めましたセミナーを開催させていただきます(主に訪問セミナー)。

●経営ツールとしてのQMS導入支援
【企業の悩み事】
★業務の効率化したい❢
 業務を効率化するために標準化を進めたい。作業の効率化や顧客満足の向上や、 クレームを低減したい
★社員の教育・訓練を強化したい❢
 社員全ての人々にしかるべき教育・訓練を実施し、資格を取得させ、社員の意識 改革を促したい
★設備をしっかり保証したい❢
 社内の基幹業務に必要な設備の故障や不具合に備え、クレームも無く、効率的な 生産をしたい
★製品・サービスの設計開発を強化したい❢
 顧客満足調査等で、顧客のニーズやクレームを迅速に把握し、製品やサービスの 機能向上に努めたい
★顧客からの信頼感向上
 企業の品質を世界的に認知させ、顧客からの信頼感を高めたい(契約や入札条件 含めて)

◆品質をアピールできる強力なツール
 ISO9001品質マネジメントシステム(以下QMSと称します)は、企業の製品やサービスに対して、顧客や社会からの安心・満足・信頼を高め、優位性を確保すると共に経営改善に寄与します。
 特に、日本各企業でのQMS導入の目的は「品質管理体制の強化」、「社員の品質意識向上」、「業界から要求」、「製品やサービスのパフォーマンス向上」など様々ですが、QMSは、これらの目的を充分に達成できる柔軟性があります。
 さらに、日本では企業のグローバル化が急速に進展しており、これらの状況は今後も拡大基調で続くと予想され、世界に通じる品質が要求されています。また、この品質要求を受けて、サプライチェーンとしての中・小企業でも、QMSのような品質をアピールできる強力なツールが必要となります。

◆QMSを導入することで、下記のことが一連の仕組みとして構築できます
○仕事の手順・ルール・基準が決まり、企業内の体制が整備され、業務が明確化
○経営や運営方針に基づいた課題と目標で、改善が活性化
○業務における責任と権限が明確化
○業務に必要な設備や人員の明確化や、それらを管理するルールが決定
○製品やサービス実現の確実な計画立案と、計画に沿った確実な業務の遂行
○決められた通りに業務が遂行できた証としての記録を管理
○内部監査やマネジメントレビューで、仕組みが有効に管理されているか確認
〇計画から、実施、チェック、更なる改善等、一連の活動がルーチン化

 QMSを導入することで、経営者を含めた全員参加の活動により、従来、一部の部署・人に偏っていた知識・技能、権限 (属人的な暗黙知・ルール)が合理的に分担、伝承されます。QMSは、顧客や社会の要求、法規制の要求を満たした製品やサービスを提供することに留まらず、自主的・積極的かつ継続的に、製品やサービスの品質保証・顧客満足向上をめざす企業にとっては、市場の要求変化に対処し、企業の健全な運営、発展を実現するための経営ツールとして最適なものです。

第三者認証(外部審査等)は二の次です。まずは、QMSの構築を検討してみませんか❢

●マーケティング導入
 昨今は、経済のグローバル化が進み、海外企業との競争が激化する中、日本の中小企業はコスト面の優位性だけで競争力を維持していくことは困難になりつつあります。付加価値の高い製品やサービスを提供し、競争力を高めていくためには、高い技術力に加えて、市場のニーズを的確に把握し、それに対応した製品やサービスを提供していくためのマーケティング力を備えることが必要となっています。
しかし、中小企業の多くでは、マーケティング力が弱く、その技術力を活かした製品やサービスを開発しても、販路開拓が成功せずに、受注の確保に結びず、企業として生き残っていくことは難しいのではないでしょうか。
 マーケティングとは、「顧客のニーズを把握し、ニーズに対応した製品やサービスを提供し、売上に結びつけるための一連の活動である」です。市場環境が大きく変化している状況下、中小企業が競争戦略に結びついたマーケティング活動を展開することの重要性は一層高ま っています。
 本研修では、販売戦略づくりをサポートさせていただくため、中小企業に求められるマーケティングについて、その概要から顧客分析、販売戦略づくりを学んでいただきます。

●目標管理
 目標管理は多くの点で有用ですが、一番のポイントは経営目標との連鎖です。 経営目標を部門の目標と関連付けながらブレークダウンすることによって、 経営目標とのつながりが高まります。また、 各個人が目標を達成すれば、部門の目標が達成され、すべての部門の目標が達成されれば 経営目標が達成されます。 さらに、目標実現には2つのスキルが必要になってきます。
 ・ 課題の策定と解決力
 ・モチベーション
 各企業でも目標管理は導入されていますが、現状は目標を立ててもうまくいかないことや、思ったような成果が得られていないのではないでしょうか。いちばん肝心な点がぼやけてしまい、目標を立てることが目的になってしまっていないでしょうか。
 本研修を通じて、組織で働く皆さん自らが主体的に目標を設定し、申告し、進捗管理を学ぶことでモチベーションの高揚を図り、合わせて組織様の目標達成に向けた管理体制づくりのサポートさせていただきます。

●ヒューマンエラー
  ヒューマンエラーとは、人間が原因で起こるトラブルのことです。人間が原因で起こるトラブル(ヒューマンエラー)は、品質や重大事故につながる重要課題です。
 この研修で、ヒューマンエラーの種類や原因、対策立案の手法などをサポートさせていただきます。

●事業計画作成
 新しく起業したい時や、事業改善で必要な資金調達も、必ず必要なのが事業計画です。現在から未来への計画をたてることで、今後の課題と対策を考えることであり、継続的な発展のためにも、しっかり準備をしていかなければなりません。   事業計画の作成では、まずは市場や自社の状況を把握することです。すなわち、これら状況を「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」に分類して、戦略立案の基礎とするSWOT分析を行います。自社の強みを活かして機会をとらえ、脅威と弱みに対策を打つ戦略を上手に立案することが、説得ある実現可能な事業計画ということになります。
 SWOT分析は、企業や事業の成功要因を導き出し、取るべき方策を示唆する強力なフレームワークです。しかし、現状分析にとどまっていたり、分析結果から成功要因や取るべき方策が見いだせていない例もみかけます。
 ナラフジ・ビジネスサポートでは、実現性ある事業計画に向けて、SWOT分析の目的や目標決定から有効な戦略策定まで、分析手法も含めてトータルでサポートさせていただきます。 (内容につきましては、お問い合わせください)

●リーダーシップ
 今日の組織を強くするには優れたリーダーの存在は不可欠です。また、複雑、且つ不確実性が増す今の時代に、多くの企業は社員が自立的に動くことを奨励しており、トップからの指示を待つことなく、管理層も一般社員も自分の考えに基づき、行動を起こし、周囲の人に影響を与えていくことが求められています。
 さらに、変化の激しい時代においては、部署や企業の枠を超えてネットワークを構築して取り組ま なければならない課題が山積みであり、求められるのは、上下関係に基づくパワーの行使ではなく、真のリーダーシップで人や組織を動かすことができる人材です。
 研修では、リーダーシップの基本や、コミュニケーション能力の向上、具体的な部下への指導方法、さらには組織のリーダーとして、管理職の役割や心得などの習得を含めてサポートさせていただきます。

●QCサークル指導
 QCサークル活動は、職場で働く人々がテーマを掲げ、自ら活動を計画し、製品やサービス、業務品質の管理や改善に取り組む小集団活動です。QCの7つ道具や各種分析手法を活用し、自己啓発や相互啓発を図りながら、実践的な活動を進めることで、社員のスキル向上や自己実現、明るく活力に満ちた職場作り、顧客満足の向上等を目指します。
 日本では、既に多くの企業でQCサークル活動が行われており、QCD(品質、コスト、納期)などの改善では、優れた成果を挙げており、活動範囲は製造業だけでなく、建設業、銀行、病院、ホテル、レストランなどにも広く浸透しています。
 ナラフジ・ビジネスサポートでは、このQCサークルの導入として、実務の課題に基づくテーマを決め、サークル活動の流れを理解していただき、必要な分析手法を使って、実際に課題を解決しながらスキルを向上していただく研修を行います。

●QCツール活用
 QCツールは、職場の品質改善活動を進める上で、問題の把握から解決までの活動を行う各段階で使いやすい科学的手法として定めたものです。また、このQCツールや活動の手順をQCストーリーとして定めることで、効率的な問題解決が図れることができます。
 研修では、このQCツールの使い方から活用方法についてサポートさせていただきます。

●クレーム対策
 サービスや商品、取引などに対して不満がある場合や問題がある場合、利用者や取引先などから苦情や問題点の指摘が組織に寄せられます。その為、このクレームが発生した場合には、それを迅速に解決することが重要であり、クレーム処理が長引けば長引くだけ、苦情などを言ってきた相手には不満が募ることになります。
 研修では、このクレームの原因を考え、個人ではなく組織的に対策を講じることができるようにサポートさせていただきます。

●技術伝承
 技術伝承とは、製造業において、熟練技術者が持っている経験・知識・ノウハウを、中堅や若手の技術者に継承することです。
 日本の企業を取り巻く環境として、生産労働人口の減少、ノウハウを有するベテラン社員の高齢化による世代交代、生産拠点の海外移転等により、次代を担う人材不足が懸念されています。
 現代は、時代変化や技術革新のサイクルも早く、少数精鋭でスピーディな仕事の遂行が求められています。しかしながら、機械化や外部委託で対応できると考えてきた経営陣の認識から、技術伝承が先送りされている企業も多くあります。
 技術伝承の失敗は、企業にとって致命的であり、経営リスクでもあります。ただし、人材育成とノウハウ蓄積には非常に多くの時間と労力が必要であり、そのような時間を確保することが難しい企業も多いのが現状です。
 熟練技術者が持つ知識は暗黙知であることが多く、継承することが難しいといった課題が多くの企業で聞かれます。大企業では、マイスター制度等の教育体制強化や技術体系を見える化や自動化・マニュアル化等を推進していますが、対応が十分できている企業は一部に留まっています。
 伝承教育では、繊細な感覚を求められる技術に対して、OFF-JTやマニュアル化を中心に伝承教育を行うとか、様々な仕様に対応できる能力を養いたいが単調な繰返し作業ばかりの方法では、成果は期待できません。
 技術伝承では、技術伝承の特性に合った教育方法や、教育の機会や時間をいかに確保するかが問題点。この問題を解決するために、「明確な方針」、「支援体制の構築」、「計画を立てて確実に実行」が重要となります。
 ナラフジ・ビジネスサポートでは、技術伝承のの整理から手順まで、事例を含めた内容でわかり易くサポートいたします。

●ブレインストーミング
 ブレインストーミング(Brainstorming)は、グループディスカッションでアイデアを引き出す手法のひとつです。ブレインストーミングの歴史は古く、1953年に発表されたと言われています。
 ブレインストーミングは、自由で開放的な議論の中からアイデアを出していくという技法であり、特にグループで行うことや、自由なディスカッションでアイデアが出しやすくなることを期待した手法です。
 たくさんのアイデアが欲しいという場合に有効であり、現在も多くの企業で活用されています。また、活用されているのは結果につながる可能性が高いからで、正しいブレインストーミングの使い方を知れば、より良いアイデアが創造できる確率は高くなるでしょう。
 さらに、ブレインストーミングで出たアイデアを忘れることなくまとめ、課題を明確にできる方法としてKJ法があります。KJ法とは、バラバラに集められたたくさんの情報の中から必要なものを取り出し、整理や統合を行うための手法です。情報を整理するためにポストイットなどの付箋紙を使い、それぞれを貼りかえながら全体を俯瞰し把握していくのが特徴です。
 ナラフジビジネスサポートでは、このブレインストーミングの基礎から、KJ法によるアイデアのまとめ方について、演習を含めてサポートさせていただきます。